第66回NHK杯(深浦九段vs先崎九段)の感想 - 将棋のブログ

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第66回NHK杯(深浦九段vs先崎九段)の感想

9月11日に放送された第66回NHK杯2回戦(深浦康市九段vs先崎学九段)は、143手で深浦康市九段が勝ちました。

棋譜は下記の公式サイトでご覧ください。(月曜日に更新されます)

NHK杯テレビ将棋トーナメント


<感想>
深浦九段先手で始まった本局は、角換わり腰掛け銀。6手目で△9四歩を突くなど、手順は少し特殊でした。

中盤から激しい攻め合いに突入していたのですが、最初にペースを握っていたのは深浦九段。73手▲1五歩で後手玉に詰めろが掛かり、局面は既に最終盤(だったはず)。

そこから先崎九段に手番が回るも、先手玉は詰みそうにないので、先手勝ちで早々と対局は終了するかの雰囲気になっていました。

ところが、深浦九段の77手▲8五同玉の如何にも危なげな形に、解説の森内九段は疑問を隠せない様子。

実際にそこから先崎九段の反撃が繋がりだし、先手は王手飛車を掛けられるわ、攻めの要の角は抜かれるわで、誰がどう見ても先崎九段の必勝モードに突入。

ところが、ところが。そこからが本局のハイライト。対局前から深浦九段の簡単に負けない将棋は強調されていましたが、本局でも根性の将棋で魅せていました。

そして、続いていた先崎九段の必勝局面がまるで嘘のように、いつしか再び逆転模様。解説の森内九段も先手玉を「生命力が強い」と評していたほど。

そこからも難しい局面はあったようですが、流れは完全に深浦九段のペースで、みたびの逆転はなく、最後は後手玉が即詰みで対局終了。

本局は頓死とは別の、滅多に見ることができない大逆転のある、観る者を盛り上げる一局だったと思います。



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