第75期名人戦第2局の感想 - 将棋のブログ

将棋のブログ ホーム » プロ将棋 » 第75期名人戦第2局の感想

第75期名人戦第2局の感想

4月20日・21日に行われた第75期名人戦七番勝負第2局(佐藤天彦名人vs稲葉陽八段)は、72手で佐藤天彦名人が勝ちました。

この結果、七番勝負は1勝1敗になりました。第3局は5月1日・2日に長崎県西海市で行われます。

<タイムライン>
第75期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞)


<感想>
稲葉八段先手で矢倉模様の力戦形となった本局、稲葉八段の封じ手(29手)は▲6六銀でした。前日のニコ生で高橋九段が推奨していた一手。

封じ手の段階では、両対局者ともにあまり良いとは思っていなかったようです。

しかし、稲葉八段が昼前に指した35手▲3五歩は勝負手とも解説されていた手で(AbemaTVの佐藤慎一五段がそう解説していた)、その時には既に名人の流れだったということでしょうか。

以降、攻める名人、受ける挑戦者の構図となり、62手△2七歩成で挑戦者の飛車を生け捕り名人勝勢。

結局、名人の玉は居玉のまま動くことはなく、終わってみれば72手で第一局と同じ手数で、名人が反撃の1勝。内容も第1局は挑戦者の快勝でしたが、第2局は名人の快勝でした。つまり、今のところは全くの互角の勝負。

第2局で名人が負けると防衛が厳しい旨を加藤九段がおっしゃっていましたが、名人が五分に戻したことで、七番勝負がいよいよおもしろくなってきたと言えます。

第3局では再び横歩取りが出るのかどうか!?(それを見たい・笑)

名人戦21年ぶりの20代対決となった第75期名人戦第3局は全将棋ファン必見です!

名人戦を伝えてくれるAbemaTVもニコ生も朝日新聞のタイムラインも、全部最高です。


<コンピュータの形勢判断>
第75期名人戦第2局 形勢評価グラフ
※青色は激指14七段+、赤色はGPS将棋
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。

関連記事
コメント
非公開コメント

トラックバック

http://shogikisho.blog54.fc2.com/tb.php/4863-49696eb8

将棋ニュース

新刊案内(amazon)


09月25日 大内延介名局集 (プレミアムブックス版)
09月25日 「次の一手」で覚える 将棋・終盤の手筋436 (マイナビ将棋文庫)
09月25日 中原VS米長全局集
09月14日 1冊で全てわかる 角交換四間飛車 その狙いと対策 (マイナビ将棋BOOKS)
09月14日 規格外の新戦法 矢倉左美濃急戦 最新編 (マイナビ将棋BOOKS)
09月01日 将棋世界 2017年 10 月号 [雑誌]
08月31日 森信雄の強くなる! 将棋新格言40~入門から初段~
08月28日 天才棋士降臨・藤井聡太 炎の七番勝負と連勝記録の衝撃
08月28日 これだけで勝てる 相振り飛車のコツ (マイナビ将棋BOOKS)
08月25日 盤上のファンタジア:若島正詰将棋作品集
08月23日 藤井聡太 名人を越す少年
08月23日 将棋めし 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
08月21日 藤井聡太 新たなる伝説 (別冊宝島)
08月18日 矢倉の基本 ~駒組みと考え方~ (マイナビ将棋BOOKS)
08月18日 使える詰み筋が身につく! 詰将棋トレーニング210 (マイナビ将棋文庫)
08月10日 羽生三冠ロングインタビュー「藤井聡太四段の弱点が見えない」【文春e-Books】 ※Kindle版
08月08日 羽生善治はじめての子ども将棋 まんがイラストでよくわかる!
08月05日 次の一手 藤井聡太29連勝の軌跡(将棋世界2017年9月号付録)
08月03日 将棋世界 2017年9月号
08月01日 平成29年版 将棋年鑑 2017 ※Kindle版

07月29日 愛蔵版第75期将棋名人戦七番勝負
07月27日 大山VS米長全局集
07月27日 対振りの秘策 完全版 飯島流引き角戦法 (マイナビ将棋文庫)
07月18日 完全版 森下の対振り飛車熱戦譜 (プレミアムブックス版)
07月15日 NHK将棋講座 2017年8月号 [雑誌] (NHKテキスト)
07月14日 りゅうおうのおしごと! 6 (GA文庫)
07月14日 横歩取りで勝つ 攻めの最強手筋ガイド (マイナビ将棋BOOKS)
07月14日 角換わりの新常識 ▲4八金・2九飛型徹底ガイド (マイナビ将棋BOOKS)
07月07日 将棋DVD 攻めて強くなる戸辺流中飛車
07月03日 将棋世界 2017年8月号

応援してくださる将棋サイト

将棋のブログの人気記事


ブログパーツ