藤井聡太四段、24連勝で只今歴代2位タイ
6月10日に開幕した第3期叡王戦段位別予選で、藤井聡太四段が108手で梶浦宏孝四段に勝利し、連勝記録を24連勝に更新しました。24連勝は丸山九段の記録に並び、歴代2位タイ。
藤井聡太四段の次局は同日19時から行われ、相手は都成竜馬四段と井出隼平四段との対局の勝者。
棋譜:梶浦宏孝四段 対 藤井聡太四段(niconico)
<歴代連勝記録>
藤井聡太四段の次局は同日19時から行われ、相手は都成竜馬四段と井出隼平四段との対局の勝者。
棋譜:梶浦宏孝四段 対 藤井聡太四段(niconico)
<歴代連勝記録>
※段位は当時
1位 神谷広志五段 28(1986~87年度)
2位 丸山忠久五段 24(1994年度)
2位 藤井聡太四段 24(2017年度)←NEW!
4位 塚田泰明六段 22(1986年度)
4位 羽生善治棋王 22(1992年度)
4位 山崎隆之五段 22(2002~2003年度)
<藤井四段の公式戦成績>
01.12月24日 加藤九段に勝利(竜王戦6組)
02.01月26日 豊川七段に勝利(棋王戦予選)
03.02月09日 浦野八段に勝利(竜王戦6組)
04.02月23日 浦野八段に勝利(NHK杯予選)
05.02月23日 北浜八段に勝利(NHK杯予選)
06.02月23日 竹内四段に勝利(NHK杯予選)
07.03月01日 有森七段に勝利(王将戦1次予選)
08.03月10日 大橋四段に勝利(新人王戦)
09.03月16日 所司七段に勝利(竜王戦6組)
10.03月23日 大橋四段に勝利(棋王戦予選)
11.04月04日 小林七段に勝利(王将戦1次予選)
12.04月13日 星野四段に勝利(竜王戦6組)
13.04月17日 千田六段に勝利(NHK杯1回戦)
14.04月26日 平藤七段に勝利(棋王戦予選)
15.05月01日 金井六段に勝利(竜王戦6組)
16.05月04日 横山アマに勝利(新人王戦)
17.05月12日 西川六段に勝利(王将戦1次予選)
18.05月18日 竹内四段に勝利(加古川青流戦)
19.05月25日 近藤五段に勝利(竜王戦6組決勝)
20.06月02日 澤田六段に勝利(棋王戦予選決勝)
21.06月07日 都成四段に勝利(チャレンジ杯)
22.06月07日 阪口五段に勝利(チャレンジ杯)
23.06月07日 宮本五段に勝利(チャレンジ杯)
24.06月10日 梶浦四段に勝利(叡王戦予選)←NEW!
<感想>
本局は梶浦四段先手の角換わり。藤井四段は63銀・62金・73桂・81飛の得意形。
解説は糸谷八段でしたが、強いことに加えて、角換わりが得意な先生なので、なるほどピッタリでした。
藤井四段の指しまわしが、糸谷八段も驚きの声をあげるほど積極的で、早指し棋戦だったこともあり、仕掛けが始まると瞬く間に藤井四段のペースになった気がしました。
しかし、ミスが出やすく何が起こるかわからないのが早指し棋戦。
本局も終盤の80手△6七歩~△8六歩で糸谷八段が少し変調である旨を指摘し、コンピュータさん達も評価値を少しだけ戻していて、「ひょっとしてヤバイ?」などと思ったのですが、本局に藤井四段の危ないシーンはなく、そのまま力強く勝利していました。
対局が終わると、カメラマンさんが長蛇の列で対局室に入って来られて、笑いが出るほどすごかったです。
前回に引き続き、今回も早指しの連戦なので、勝ち続けるのも難しいはずですが、未だ無敗のまま24連勝という奇跡。
この奇跡的な状況を、見させて頂いて、本当に幸せです。
次は歴代単独2位の25連勝をかけた一局。
これはもう、はっきり言いまして、見るしかありませんね!
<コンピュータの形勢判断>

※青色は激指14七段+、赤色はelmo
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。
1位 神谷広志五段 28(1986~87年度)
2位 丸山忠久五段 24(1994年度)
2位 藤井聡太四段 24(2017年度)←NEW!
4位 塚田泰明六段 22(1986年度)
4位 羽生善治棋王 22(1992年度)
4位 山崎隆之五段 22(2002~2003年度)
<藤井四段の公式戦成績>
01.12月24日 加藤九段に勝利(竜王戦6組)
02.01月26日 豊川七段に勝利(棋王戦予選)
03.02月09日 浦野八段に勝利(竜王戦6組)
04.02月23日 浦野八段に勝利(NHK杯予選)
05.02月23日 北浜八段に勝利(NHK杯予選)
06.02月23日 竹内四段に勝利(NHK杯予選)
07.03月01日 有森七段に勝利(王将戦1次予選)
08.03月10日 大橋四段に勝利(新人王戦)
09.03月16日 所司七段に勝利(竜王戦6組)
10.03月23日 大橋四段に勝利(棋王戦予選)
11.04月04日 小林七段に勝利(王将戦1次予選)
12.04月13日 星野四段に勝利(竜王戦6組)
13.04月17日 千田六段に勝利(NHK杯1回戦)
14.04月26日 平藤七段に勝利(棋王戦予選)
15.05月01日 金井六段に勝利(竜王戦6組)
16.05月04日 横山アマに勝利(新人王戦)
17.05月12日 西川六段に勝利(王将戦1次予選)
18.05月18日 竹内四段に勝利(加古川青流戦)
19.05月25日 近藤五段に勝利(竜王戦6組決勝)
20.06月02日 澤田六段に勝利(棋王戦予選決勝)
21.06月07日 都成四段に勝利(チャレンジ杯)
22.06月07日 阪口五段に勝利(チャレンジ杯)
23.06月07日 宮本五段に勝利(チャレンジ杯)
24.06月10日 梶浦四段に勝利(叡王戦予選)←NEW!
<感想>
本局は梶浦四段先手の角換わり。藤井四段は63銀・62金・73桂・81飛の得意形。
解説は糸谷八段でしたが、強いことに加えて、角換わりが得意な先生なので、なるほどピッタリでした。
藤井四段の指しまわしが、糸谷八段も驚きの声をあげるほど積極的で、早指し棋戦だったこともあり、仕掛けが始まると瞬く間に藤井四段のペースになった気がしました。
しかし、ミスが出やすく何が起こるかわからないのが早指し棋戦。
本局も終盤の80手△6七歩~△8六歩で糸谷八段が少し変調である旨を指摘し、コンピュータさん達も評価値を少しだけ戻していて、「ひょっとしてヤバイ?」などと思ったのですが、本局に藤井四段の危ないシーンはなく、そのまま力強く勝利していました。
対局が終わると、カメラマンさんが長蛇の列で対局室に入って来られて、笑いが出るほどすごかったです。
前回に引き続き、今回も早指しの連戦なので、勝ち続けるのも難しいはずですが、未だ無敗のまま24連勝という奇跡。
この奇跡的な状況を、見させて頂いて、本当に幸せです。
次は歴代単独2位の25連勝をかけた一局。
これはもう、はっきり言いまして、見るしかありませんね!
<コンピュータの形勢判断>

※青色は激指14七段+、赤色はelmo
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。
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2017-06-10 │ プロ将棋 │ コメント : 2 │ トラックバック : 0 │ .