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第66期王座戦五番勝負第3局の感想

10月2日に行われた第66期王座戦五番勝負第3局(中村太地王座vs斎藤慎太郎七段)は、108手で中村太地王座が勝利しました。この結果、五番勝負は中村王座の1勝、斎藤七段の2勝。第4局は10月16日(火)にコシヒカリで有名な新潟県南魚沼市で行われます。

棋譜:第66期王座戦五番勝負 第3局(日本将棋連盟)

談話:終局直後(王座戦中継ブログ)

夕食:夕食休憩(王座戦中継ブログ)

昼食:昼食休憩(王座戦中継ブログ)


<感想>
AbemaTVで観戦していました。(解説は深浦九段ほか)

序盤は矢倉模様の将棋。

全体的には中村王座が押し気味の雰囲気で進行していたのですが、中村王座の決断の一着72手△5七桂成(王手)からが本局のハイライトシーン。

あっという間に斎藤七段の先手玉が寄り形になったのですが、斎藤七段が85手▲2四飛の飛車切りから91手▲3四桂打までの7手1組、途中で馬も素抜かれている勝負の手順で盛り上がりは最高潮。

その局面が詰めろになっているのかどうか。次に中村王座が△2六桂と打てば先手玉は受けなしになっているらしいのですが、後手玉は将棋ソフトさえ簡単には詰みなしを断言できない状況。

中村王座の20分くらいあった残り時間も何度も繰り返される「残り○分です」の声とともに、みるみるうちに減って行き、△2六桂を指すのかどうか、みんなでドキドキしながら盤面を凝視している時間がありました。

そして、中村王座が指した92手は攻防の△5六角打。大盤で検討されていた△2六桂(ソフトも最善手)ではなかったので、チャット欄は逆転しそうな雰囲気で盛り上がっていたのですが、実戦的には残り3分しかない相手を焦らせる、とても良い勝負手だったような気もします。

以下、必至手順で先手玉は受けなしとなり、後手玉に詰みはなく108手で中村王座の勝利。

早い時間帯から激しい展開となり、終盤は手に汗握る大熱戦で、チャット欄でも「名局候補」の文字が多数流れる、観戦していたファンをとても喜ばせていた一局だったと思います。

第4局で奪取となるのか、それとも逆王手となるのか。将棋界イケメン対決、さらに盛り上がって参りました!

10月16日の第66期王座戦五番勝負第4局は全将棋ファン必見!


<コンピュータの形勢判断>
第66期王座戦第3局 形勢評価グラフ
※青色は激指定跡道場4七段+、赤色はぽんぽこ
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。


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